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  マイコプラズマ感染症   血液疾患とマイコプラズマ感染    
           
   

溶血性貧血とマイコプラズマ感染

自己免疫性溶血性貧血(autoimmune hemolytic anemia, AIHA)は、赤血球膜上の抗原と反応する自己抗体が産生され、抗原抗体反応の結果、赤血球が傷害を受け、赤血球の寿命が著しく短縮(溶血) し、貧血をきたす病態。

基礎疾患には自己免疫疾患リウマチ性疾患リンパ増殖性疾患免疫不全症腫瘍感染症マイコプラズマ、ウイルス)などが含まれる。特発性で経過中にこれらの疾患が顕性化することがある。

 マイコプラズマ感染では、発症から2~3週後の肺炎の回復期に溶血症状をきたす。血中には抗マイコプラズマ抗体が出現し寒冷凝集素価が上昇する時期に一致する。溶血は2~3週で自己限定的に消退する。まれに、重症化することがある。

 

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)とマイコプラズマ感染


マイコプラズマ感染では、発症から2~3週後の肺炎の回復期に溶血症状をきたす。

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)を合併する場合をEvans症候群と呼び、特発性AIHAの10~20%程度を占める。紫斑や粘膜出血などの出血症状が前景に立つことがある。

両者の発症は同時期とは限らず、またそれぞれの経過も同じとは限らない。続発性では基礎疾患による症状所見が加わる。



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